リューマ×ブルック(BL)

□一時
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床にあぐら状態で座り
無心で愛刀の
手入れをするリューマ


そして、その背後で
寝転がって
コロコロと床を転がり
行ったり来たりを繰り返して
遊ぶブルック


「コロコロ〜」


「コロコロ〜」



そんなブルックに
お構い無しのリューマは
刃を見つめながら手入れを続ける

「んーー」



「コロコロ〜」



調子に乗って
転がるものだから
回転のスピードが増してゆく



「コロコロコロコロ〜
あ、あれ!止まらない
コロコロコロコロ〜
ぎゃーっ!リューマさん
止めて下さァァァい」



ドスっ!




ブルックは
リューマの背中に激突




「あ、止まった」



リューマは驚く様子もなく
手入れをしながら
首をひねりブルックを見た


「ん?」



ブルックは寝転がったまま
リューマの腰に手を回し
抱きつく



「ねェ。リューマさん」



「何でしょう?」



「一緒に遊びましょうよ」




「ヨホホ………
そうしたいのは山々
暫しお待ちなさい」


ブルックは顔を上げ
刀を手入れをする
彼の顔を見た


「熱心ですね」



「ヨホホ………
私の大切な刀ですから
手入れを怠れば
刀が悲しみます」



「ヨホホ!
リューマさんクールですね?」




「ヨホホ!そうですかな?」




「ええ………営んで欲しいくらいに」




「またですか………」
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