リューマ×ブルック(BL)

□監禁
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あぁ動けない………




どうしょう………





「スープはどうです?
お腹空いているでしょう」


「え、ええ、お腹ペコペコで
って、食べてる場合では
ないんですよ!私は」


「ん?」



「こんな所で寝れられない!
ラブーンの元に行くのですから」



「またそれですか
今は安静にしてなさいと言ったはず!」





リューマはスープが
注がれたお碗を手に持ち
ブルックの眠るベットに運ぶ




「貴方、何故私の
看病をするのです?」





ギシッ



リューマは無言で
ベットの隅に座る



「あ、あの?」


「温かなスープです
さぁ飲みなさい」


リューマはスープを
スプーンですくい
ブルックの口に注ぐ



「あぐっ。ごくん……
あ、美味しい」



「食欲があるのは結構」



リューマは空のスプーンに
またスープをすくい
ブルックの口に注ぐ




「あぐ。ごきゅん……」




「ヨホホ………
私が看病しなければ
貴方は死んでいた所
言うなれば私は
命の恩人でしょうか」




「そんな事言って
私はまた貴方に
挑みに行きますよ……」





「………次は死にますよ?」




「いいえ!死にません!
あ!死んでましたっ!」




「……。」


「でも死にません!
ラブーンに会いに
行くまでは!絶対に」





約束したのだから!
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