リューマ×ブルック(BL)

□鬼遊
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シュキィ〜ン



リューマは抜刀し
辺りの樹木を
意図も簡単に斬り倒す




ギシギシギシ



回りの樹木をかすめながら
ブルックの真横に
派手に倒れてきた





ドササササァァァ!





「ーーっ!!!?」



一撃で木を斬ったァァァァ?!
何て筋力だ!
あんなのに斬りつけられたら
ひとたまりもありませんよ




その後もリューマは
あちこちの木を
斬り倒してゆく

木が呻き鳴りながら
倒れてゆく度に
悲鳴を挙げそうになる




まずい!ここも時期に
見付かってしまいますよ!



「ヨホホホホ!
聞こえますよ!
恐怖に怯える貴方の叫び声が!」


リューマはブルックを
挑発し楽しむ




「……………」




どうにかしなければ
自分の命が危うい





しかし相手は
どうにも出来ない狂人
成すすべが無い!




このままでは
本当に命が…………




「ヨホホホホ〜♪
どこに隠れているのやら」




そうだ!
何も戦わなくたって
いいじゃないか!




塩を!塩を
口の中に
入れさえすればいい




そう!戦わずして
塩を口の中に押し込めば!






なーんだ!簡単な事だ!




ギシギシギシ!


バサーーん


「ヨホホホホ!
ヨホホホホ!」





ちょっと!あんなのに
どうやって近づけると
言うのですか!



彼の事だ!
真正面から出て行っては
バッサリ斬られて
無駄死にですよ!







でも!!
もしかしたら
背後から回り込めば
隙が出来るに違いない


ほんの少しでも
隙ぐらいはあるはず!!
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