ONE PIECE

□背中
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アラバスタでの
反乱騒動に加え
クロコダイルの陰謀


色んな事が
目の前で起き

結局 海軍は
何をする訳でもなく

全て海賊・麦わら一味が
片付けてしまうと言う事態



自分の無力さを
容赦なく痛感した部下は
部屋に引き篭って
既に一時間くらい
経過していた



その頃スモーカーは
何をする訳でもなく
無意識に
テーブルに置かれた
コーヒーカップに
手を伸ばし取る


カチャン・・・・


だが、カップの底が
くっきり見えて
空になっていた事に気付く


「チッ・・・・・・」



この 無意味な行動を
何度繰り返した事だろう


カップをまた
テーブルに戻し
閉ざされた部屋の
扉の方に顔を向け見る


あの時、デカイ態度を
取った割には
内心 気になっていた



いつまでも
放って置く訳にもいかず


スモーカーは「よいしょ」と
言うかの様に立ち上がり

部屋のドアの前に
足を運ばせた




目の前のドアノブに
手をつけるのに
少し戸惑いを覚えた



だが、
腹を決めたかの様に
ガシッとドアノブを握る
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