サクラ大戦

□サジータ編
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私と私1


リカ「くるくるくるぅ〜
バッキューン」

サジ「させるかぁー!」


ラチェ「稽古、順調みたいね」

昴「昴は言った。
二人のコンビネーションは見事だ。
この調子なら初日も
完璧だろう」


リカ「くるくる〜
バッキューン」

サジ「そんなヘナチョコ弾、
俺には効かないぜ」


サジータはリカの
銃弾を交わす
が、調子に乗るリカに
少し疲れを見せる


ラチェ「あ!サジータ危ない」


サジータは銃弾を
交わしながら後ろに
下がった直後
舞台セットに激突


サジ「ぅわッ!」


ドーシャーン!!
ガランガラン


激突した衝撃で
舞台装置が
サジータ向けて倒れた


昴「サジータ!」

ラチェ「大変!!」


リカ「どーした?
サジータ動かなくなったぞ」

昴「脈拍はある
気を失っているだけだ」

ラチェ「念の為に
救急車を呼びましょう」

サジ「っ…ぅ…」

リカ「あ!サジータ目を
覚ましたぞ」

昴「サジータ無理するな」

ラチェ「サジータ?
痛いところある?」

サジ「頭が…って
誰?貴方達誰?」

リカ「サジータ、
ボケたのか?」

サジ「え?あ、あの私は
何をしていたの?」

昴「様子がおかしい」

ラチェ「サジータ?
私分かる?ラチェットよ?」

サジ「ラチェット?
いいえ存じません」

昴「昴は推定する
サジータは記憶喪失だ」

リカ「きおくそうしつ?
なんだそりゃ」

ラチェ「簡単に言うと、
私達の事忘れちゃったのよ」

リカ「ぅええええぇ〜?!
ホントかー?
リカの事忘れたのかー?」

サジ「ごめんなさい。
まったく分からないわ」


昴「加えると
言葉使いもまともだ」
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