リューマ×ブルック(BL)

□想い
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「私の主人は
モリア様………
アブサロム様なのです」



目の前の男に
ハッキリと告げる





ズキン………




ブルックの胸が傷んだ




「違っ………」




「私は貴方など知らない!」





ズキン…………




リューマの突き放す言葉に
胸が………いだい





「そんなはずは無い!
よく思い出して下さいよ!」



「ぁ?」



「ほら、ヨーキさんと
海賊始めた、あの日
覚えてませんか?」



「さぁ忘れましたよ」




「で、では、船が
海王類に食べられそうになって
ピンチだーパンチだーの戦いは?」



「さぁ…………」




「で、では、
ラブーンに乗って
ダイビングした拍子に
海に落ちて溺れて
ラブーンに助けて貰った時は?」




「さぁ…………」




「じゃあ、じゃあ……」




「何を言われても
記憶など無い!!」



「そんな!だって!」




「女々しい!!」




「っぐ!」




「貴方の昔話等に
興味はない!
私の主人は……モリアさ」

「主人は私ですッ!!!!」




ドクん………




ブルックの言葉に
リューマは
一瞬、動揺を覚えた




な、何だ?
この高鳴るものは




「モリアなんかじゃない!
貴方は口車に
のせられている
だけなのですよ!」





「何を言ってるのですか貴方は
私に命を与えてくださったのは
モリア様なのですよ」
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