ONE PIECE

□酒場
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カラン〜・・・・



とある酒場のドアの
小さな鐘がなる


「あら?船長さん」


「やぁマキノさん
ご無沙汰だな」


突然現われた大衆
赤い髪の男が
店主に話かける


「うふふ・・・
船長さんも
元気そうで何よりです」


店主は珍客に微笑む



「また暫く、宜しくたのむ」


「うふふ、任せて下さい」


赤髪の男は
カウンターに向かい
店主の前に座る

何年経っても
そこが特等席なのだろう


店主は、手際よく
酒ボトルの用意をする


「そう言えば
以前に増して町が
賑わしくなってる様だが」


「ええ」

店主は壁に貼り見せてある
一枚の紙に目を移す

それを察した赤髪の男


「はっはっは!ルフィか」


「ええ」


「ったく
すっかり有名に
なっちまってよぉ」

「あら、嬉しそうですね」


赤髪の男はニヤリと
歯を剥き出す



「ああ・・・」

大した言葉も発しないが
心底、喜びと期待に溢れている

店主には分かっていた


「うふふ」
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