LA - テニス

02-05 携帯連載
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後書き

なぜか、最後の締めはヒロイン・ゆいの友人である祐希。
劇の台本でいうとナレーター役をしての完結ですね。
最後は脇役目線で終了しても良いかなーと思っての締めでした。

本来ならばゆいの目線で最後を向かえるべきなのかもしれません。
もしくは忍足目線でちょっとした二人揃ってのエンディング、ですね。
ですが、それをしなかったのは個人的にその後は想像にお任せしたかったからなのです。
彼女が忍足を想い、忍足が彼女を想っていることはもう分かりきったこと。
だから…この後の二人がどうなったのかは想像にお任せします。

この「涙」、実は完結の半年くらい前に一度は完結していました。
パソコンのデータさえ飛ばなければ今とは違うエンディングがあったんです。
(要はこの時にある程度のデータが損失したんです/加筆修正後談)
でも、それはそれ。今の私としてはこのエンディングでよかったと思っています。

続編は多分、書くことはないと思います。
ただ、何かをきっかけに短編は書くかもしれません。
この二人が今後どうなったのか…というのは他人事のように気になっています。
機会があれば、またこの二人に会いましょう。長い間、有難う御座いました。

2004.08.30. 来砂



加筆修正後の後書き

はい、5年前の後書きの下に更に後書きを書くのも変ですが一応。
今回の加筆修正は古い連載の棚移動から始まったもので、
この連載が他の連載に比べてあまりにも酷かったため、物凄く時間が掛かってしまいました。
今までの移動ではフォント変更くらいしかしてなかったのですが「涙」は本当に酷かった…
色々バラバラしてたのもあって、今出来る限りのことはやってるかと思います。
もう二度と見直すこともないですね。正直、自分でも苦しい加筆修正でした。

5年前の私が「何かをきっかけに短編は…」と記している通り、
今になって(こんなに時間が経過しといて)企画内で番外編を2話書かせて頂きました。
忍足たちのその後と、関係ない跡部での話と。
跡部での話は読んで頂いたら分かる通り、私の大好きな中途半端を剥き出しにしてまして、
気が向いた際にこの二人で前後編くらいでの話が書けたらなーとは思っています。
その時は是非、お付き合い下さいませ。
では「涙」を最後まで読んで頂いて有難う御座いました。

2009.08.21. 来砂


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