LA - その他

□私立荒磯高等学校生徒会執行部
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If…


人の出払った執行部の部室…。
そこから何かを押し殺したような声が響いていた。

「くぼ…ちゃ…ダメだって…」

「何がダメなの?まだ誰も帰って来ないって」

カーテンはしっかりと閉められ、扉の鍵も久保田の手によって閉められていた。


つまり、ここは密室…。


「藤原がいっつも邪魔して二人っきりになれなかったっしょ?」

「だからってッ」

馬鹿は風邪ひかないと言うが…
今日、藤原は風邪で学校を欠席していた。
桂木は雑用がいなくて困る反面、言い争いがなくてホッとしていた。

「それにモメ事が多くて忙しかったでしょ?だから、しばらくおあずけだったんだよね」

はだけた制服の隙間から器用にも胸の突起を見つけ出して、指の腹で強く刺激する。

「あ…くぼちゃんッ」

「嫌がってる割には、なかなかその気みたいだ」

久保田は焦らすように時任を更にその気にさせようと首筋に舌を這わせていた。
そんな行動に時任はビクビクと体を震わせていた。

「や…くぼ…ちゃ…」

「おー、元気になってる」

今にも倒れそうになっている時任を後ろから支えながらも更に舌を首筋に這わせていた。
舌を這わせながら…
久保田は器用に片手で時任のズボンのファスナーを引き下ろし、張り詰めていたモノを取り出す。

「ダメ…ッ」

「ん?何が?」

久保田は時任の言葉を無視して、それをユルユルと扱き始めていた。

「あ…あッ」

「若いっていいねぇ」

「…やッ」

時折、先端を爪で弄られ、時任は身を捩らせる。
全身の力が抜けた時任は、もう久保田に身を任せ、なすがままにされるしかなかった。

「くぼ……やめ…ッ」

「何?もうイク?」

更に扱く手の動きを速めて、時任を絶頂へと導く。

「ああッ」

小さく痙攣を起こして、久保田の手の中で白濁した液を吐き出す。
ぐったりとした時任の体を机にうつ伏せに押し倒すと、足を左右に大きく開かせてキツく締まった蕾に、時任の放った精液を丹念に擦り付けていく。

「んぁ…やめ…くぼちゃんッ」

「ん?やめないよ」

しれっとそう言って、指を回しながら奥まで挿入して精液で濡らしながら押し広げていく。
ぐちゅ…という音が響く度に時任の体が反応する。

「そろそろいいかな?」

「も…勘弁して…」

「はいはい。挿れるよ」

久保田はそれだけ言うと、涙目で後ろを振り返って許しを乞う時任をまたしても無視して腰を抱え直し、一気に奥まで挿入する。

「はぁんッ」

体を大きく反らしながらも久保田のモノを離さないようにと締め付ける時任は、何とも言えない程に扇情的に見えた。
バックからの行為…それは獣のようだった。

「あれ?もう嫌だって言わないんだ」

「あ…いじわる……あんッ」

うまくしゃべれなくなる程に激しく突き立てられ、時任は二度目の絶頂を迎えようとしていた。

「くぼちゃ…もう…ッ」

「あー、オレも」

更に速まる腰のリズムに時任は大きく痙攣し、二度目の絶頂を迎えようとしていた。

「あ…あぁッ」

「…くッ」

一層、奥まで押し入れて、久保田は時任の中で精液を吐き出す。

「あ…くぼ…ちゃん……中で…」

「ごめん。出すトコなかった」

久保田は微笑みながら時任の向きを変え、優しく抱き寄せて熱いキスをする…。










「先輩、本当に冬コミは執行部のR18にしたんですね…」
「もちろんよッ」
「見つかっても知りませんよ…」




END
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