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ZZzz..。(、v(Uω)。..zz詩の投稿してね♪
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05/04(Fri) 15:20
吉山

 思い出は小さくしまっておくもの。
 過去はこれまで歩いてきた道。
 未来はこれから歩く道。
 今は歩いている最中休んでいるとき。
 ゆっくり休めばきっとまた歩けるさ。

 歩いて歩いてどこにつくのか僕は分からない。
 けれども、歩けばどこかに行き着くさ。
 行き着く先がいい場所と願って僕は未来を見つめる。


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03/09(Fri) 00:12
T義主厳荘
橘 鷲聖

感光した、ナルコレプシーのうなじに、雪解けは微熱と手折れるピエタ、清涼な目眩いに、誓って

揺れ髪のこずえが指に架けられるまま、過剰な花びらの飛瀑を、君と、忘れられないデジャ-ビュ、そしてあの犇めいている星の、宛先を、冷たい手を、そっと包んでいたはずだ

白樺が空高く死んでゆく、記憶と、宇宙の嘴が飛び去ったあと、詩の孤児たちは、ファルマコンの、不可知の精度を観測する
苦悩しない者は、ただの入れ物に過ぎない、想像できなければ、死はただの空洞になる

明るい華奢の深緑に濡れる、ひとり、スピルオーバーの畔を歩いているのかもしれない
波打ち際のような襞の刺繍を、やさしい、金の果肉の澱で満たし、吐息は、破水した天文拝廊までも、繋がっていた

彫刻の海、吹き抜けに起てる三脚から、官能は解体する、若しくは定理を、デフォルマシオンに、媚態させる、美、致死量、静止、被写体、にある

やがて反芻の雨は口寄せる、トピアリーの淡い筆跡、初恋に、傘はない、枝折りを煌めく子午線の、面影が羽根を傾けたまま、鏡台に手を振る、回想たちを撫でてゆく

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02/20(Tue) 01:38
歩く 休む


足元ばかり見てたら
ぶつかっちゃう

空ばかり見てたら
道から逸れちゃう

後ろ見てたら
進まない

前ばかり見てたら
つまらない

小さな綺麗や
大きなキラキラ
あったかい光
いい匂いの風
ひんやりした雨

たくさんの
嬉しい
楽しい
悲しい
悔しい

みんな大事だから
ゆっくり
歩く
ね?
自分の好きな楽なペースで


おいしいモノ
食べに
今日は休憩にしようか?


HP
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01/12(Fri) 13:11
blue snow
吉山

 その日青い雪が降った。
 その日青い雪が降った。
 町中が大騒ぎになる中僕は大好きな町中を一望できる場所に向かった。
 見えるものは青い雪が積もった異様な光景だった。
 けれども綺麗だった。僕の心を透過させて心躍らすその光景がそこにあった。
 現実から身を忘れさせ、心を彼方へと飛ばす光景が広がっていた。
 世間が幾ら騒いでも僕は「青い雪」を歓迎した。
 その証拠に、ほら、僕は両手を厚雲の天空に向けて大きく翳した


HP
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12/12(Tue) 12:06
rice tea
吉山

夜中一人起き周囲の人間が皆寝ていることを知るととたんに寂しくなる。
誰でもいいから起きてとなる。
私は世界で一人しかいないんだって孤独感が襲う。

けれども起こすと悪いので起きないようにそっと階段を降り、
けれども起こすと悪いので起きないようにそっと扉を開け、
静かに静かにキッチンに向かって小さな灯火とガスで闇夜を払おう。

それが一時でも二時でもテレビが放送調整に入った時間でも。
急須に玄米茶を入れてお湯を注ぎ、さらにその液体をマグカップに入れて、
たった一人でも大丈夫なんだと言い聞かせよう。

全ての闇が払われて、朝になれば一人ではない。
温かみを感じていれば安心する。
そういうものなので今が寂しくても後数時間の我慢だ。
きっとどたどたと階段を下りてくる音がするに決まってる。
そうして今日も慌しい一日をあくびをしながら「あーあー眠い眠い」と過ごせばいいのだから。


HP
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