P r e z e n t

□ヘ イ ム ダ ル 様 (10)
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[ 真 昼 ] No.2222


滴が光る

葉の裏側の澄んだ空気

寝てた猫が欠伸する


輝き始めた窓の外


欠伸をかみ殺して

机に向かう僕

羨ましげに眺めてた


世界は広がってるはずなのに

目の前は真っ白


もう投げだそう!


今風に吹かれて

外に飛び出したら


これまでの世界と変わらなかった


あれが見つけた世界なんだ
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