新リクエスト小説
□連載小説番外編
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俺には恋人が居る。それも究極なまでに可愛い恋人がだ。
ちょっと(?)鈍い所があり遠回りをしたが今ではあれだ!ラブラブだ!
今夜も俺は恋人ーアスラン・ザラの部屋へと向かう。
気持ちは完璧に繋がっているが、身体の繋がりはまだ一度だけだと言うのが俺の悩みだったりする。
あわよくばと思ってはいるのだが何故だかそういう展開にはいかない。
人生とは難しいものだな。
「アスラン…!」
扉を開け勢いよく中へと入る。
「イザーク〜」
ベッドの中心に座り込むアスランが振り返った。見つめてくるその瞳が潤んでおり、俺はすぐに傍へと駆け寄った。
「どうした?!」
まさか誰かに何かされたのか?くそ。周りは敵だらけだ。一秒だって目を離してはいけない。
「イザーク、僕…」
うるうると揺れる碧の瞳。震える肩を抱き、俺はその瞳に口付けた。