龍如夢

□一日メイド!?
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「良いねぇ…かなり良い」



「いったいどこが良いか俺にはサッパリ分からない」




只今、風間組二代目会長の柏木修は罰ゲームとして名無しさんの命令で、本場のメイド服を着ています。


周りからみたら、多分似合わないと言う意見が多いと思うが、私は似合っていると思う。
つか、照れた顔が半端なく可愛い!!






「まぁ、罰ゲームOKした貴方が悪いね、ほら」



「め、捲るな!!」



「やっぱり、本場のメイド服は清楚感溢れるね…似合ってるよ、柏木さん」



「っく…」



「早くーお茶飲みたい」



「か、かしこまりました…」






少し抵抗感があるものの、従順と命令を聞く柏木
何時もはお茶などは煎れてもらう立場、だけど今は違う。
煎れる立場などあまり無かった為、なかなか慣れない手つきでお茶を煎れる。





「どうぞ…」



「ありがとう」





一口分お茶を口に含めると日本茶独特の旨味と渋味が口内に広がる。
だが、まだ足りない。
まだまだ言いたい命令は山ほどある。




次はどうしようかな…
跪いて、忠誠を誓ってもらおうかな。
それとも、ベタに「お帰りなさいませ御主人様」って言ってもらおうかなぁ…
迷うなー


…あ、良いこと思い付いたこれなら、私も柏木さんも楽しめる







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