その他夢
□恋とは
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革命後、コナーは変異体になったらしい
私は変異体がどんなものかあまりよく知らない
見た目は全く変わらない
変わったとすれば少し感情的になった所ぐらいであろう
アンドロイドとは思わず、人間と思って接していればなんの疑問も感じずに日常生活は送れる
…と、思っていた
だが最近コナーがやたらと絡んでくる
例えば1人でお昼に行こうとすると一緒に着いてくる
ギャビン達と話していると少し遠くから面白くなさそうな顔で見ているか、或いは無言で手を引かれてどこかへ連れていかれてしまう
何度かハンクに理由を訪ねてみたものの『俺は何も聞いてない』の一点張り
ハンクは隠し事ができるタイプではない、あの反応からするとコナーからは何も聞いていないのであろう
いつものお昼の時間
席を立ち上がると、それと同時にコナーが近づいてきた
「僕もご一緒しますよ」
「あ、ありがとう」
向かった先はいつものカフェ
天気も良いのでテラス席を確保する
頼んだカフェラテとサンドウィッチでいただきます
美味しそうに頬張る顔をコナーは見つめていた
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