その他夢
□最低男に興味なし
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バシンッ!!
気持ち良いほどに、痛々しい音が響き渡る
周りは、立ち止まる人もいれば、冷やかす奴もいた。
何があったのか、叩かれた張本人・高杉晋助も分かっていない
叩いた張本人・名無しさんはかなり苛立っている、それもかなり冷静に…
「最低だな…アンタ」
「…はっ?!」
名無しさんは何も言わず近くにいた、神楽とお妙を連れて何処かへ去っていく。
ただ呆然と頬を押さえながら、立ちすくむ
心配したまた子は急いで晋助に駆け寄る
「晋助様、大丈夫っすか!?あの女許さねぇ!!!!」
「…た」
「晋助様…?」
「俺、アイツに惚れた…決めた、今の女と全部縁切って、アイツを手に入れる!!」
「は、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!?」
次々携帯で女に連絡を入れる晋助の横で、また子は魂の抜けた様な顔をしていた
「どうした、また子殿?」
「万斉先輩…晋助様が…」
「晋助殿がどうかしたのでござるか?」
「可笑しくなったんすよ!!」
「はぁ?」
万斉もイマイチ状況が飲み込めない状態であった
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