BSR夢
□被虐的嗜好者【短編集】
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三河の徳川家康…絆を信じる男かぁ、下らない
その絆を壊れた時はどんな顔して私を殺してくれるのだろうか?
まぁ、死ねないんだけどね。さて、三河に向かってみるか
名無しさんは早足に三河へ向かった。
三河へ着くと兵士と徳川家康と思われる人物がなにかしている。
コソッと隠れ話しを盗み聞きしてみる事にした
「皆良く集まってくれた、絆を信じるもの同士で天下を平和に導こうではないか!!」
「「「「「おぉ〜!!」」」」」
本当に純粋な人なんだな〜、でもあんな人ほど切れた時が楽しいよね。
此処はわざとらしく派手にいくか、あまり私の性には合わないんだけどな…
「徳川家康、貴様の首を頂きに来た!!!!」
大声を出しながら草陰から飛び出し家康に切りかかる。
いきなりの出来事に周りの兵士はとっさに反応できなく、名無しさんは簡単に家康までたどり着く。
愛刀を出し切りかかるが簡単に大きな拳にとめられた。
ありゃ、止められちゃった。それにしても素手で刀を握るなんて無謀にもほどがある。でも本当に武器を持ってないんだね、こいつは
「ワシの首を取りに来ただと?」
「…さあ」
力任せに刀をとり少し距離をとった。
周りの兵士も戦闘体制に入っているのか、ピリピリとした空気が漂っている。
…が、しかし名無しさんは一人妖しい笑みを浮かべている。
あの拳、中身が出るまで思いっきり殴って欲しい…でもアイツはそう簡単には殴ってくれなさそうだ。…また同じ手を使うとはな、私は残虐的思考者ではないのにな
嫌々と兵士の前で刀を振り下ろす、すると空気の切れる音と共にその場にいた兵士達は鮮血をぶちまけながら倒れていった。
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