BSR夢

□欲しい物の為なら…
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「感覚がなくなってきたか?」



「もう、離して下さい…おかしくなりそ……」



「では今楽にしてやろう」








ほっとしたのも束の間
元就は懐から小刀をだし名無しさんの左手ごと切り落とす




あまりの痛みに声にならない悲鳴を上げ床に跪く






「これで我以外のものに触れられぬな…」



「うぅ…!!」



「…まだ抗うと言うのか、気に喰わぬな…それとも手だけでは不満か?」



「そ、そんな事は…」



「我以外のものを見えぬ様にしてやる…!!」



「毛利様お止め下さっ…!!」







抵抗した時にはもう遅い





元就の指は名無しさんの左眼を貫いていた



ショックの連続で精神的に耐えられなかったのか名無しさんはその場に倒れた




それにそっと近寄り優しく頬を撫でる










その顔はまるで子供が新しい玩具を手に入れた様な顔つきであった











『もう二度と離さなぬぞ名無しさん…』











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