BSR夢
□欲しい物の為なら…
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一瞬何が何だか分からなかったが少しして今起きてる状況が把握できた
「もっ毛利様、お戯れは止して下さいませ…!!」
「戯れではない、我は其方を欲している」
「え、いや、その…毛利様、先に任務の報告を…」
「そんな事我は聞いておらぬ、名無しさん…其方は我の事を好いておるか?」
その言葉と同時に一層強く抱きしめられる
『離して』と言わんばかりに元就の胸板を押すが簡単に離してくれそうにはない
首元に顔を埋め首筋を舐められると ゾクッ、とした感覚に襲われる
「本当にやめて下さい!!」
渾身の力を込め元就を押すと少しだけ差が開く
『しまった!!』と思いゆっくり上を見るとかつてない程の冷たい眼で見下される
それに恐怖を覚えてしまったのか身体が言うことを聞かなくなってしまった
元就は名無しさんの左手を持ち自分の頬に触れされる
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