過去物語

□未来から来た
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※某猫型ロボットをちょと弄った風
※現パロ




「勘ちゃん!また三郎が私をいじめてくる」



勢い良く抱きついたにも関わらず受け止めてよしよしと頭を撫で落ち着かせる勘ちゃん基、勘右衛門


なんでも彼は私の未来の旦那様……らしい

そんな話ありえないが、実際この目で机の引き出しから出てくるのを見たし
何より引き出しは次元空間が違うから取り敢えず未来から来たのは信じる事にしたが、旦那の件は信じていない

否、信じない!

そもそも何故未来からわざわざ来たのかと問えば三郎から私を守るためだと言いだした


三郎…未来で何したんだ!

まぁそんなこんなで彼は私の家に居据わっているだ



「まったく、三郎も懲りないな」


ちょと待ってね?と言われた通りに待てば、ポケットから電話を取出し何処かに掛けだした



「もしもし雷蔵?」

「どうしたの?」

「実は、三郎がまたいじめたんだ!今度は再起不可能にしてくれない?」

「また!あれだけきつく言ったのに…ごめんね?」



申し訳なさそうに受話器越しに謝ってくる雷蔵だったが、何処行くの?と聞こえた瞬間三郎の悲鳴が響き電話が切れた



ツーツー……



「良かったね?これで安心だよ」

「うん、ありがとう;」

「君が困ってるんだもん助けるのは当たり前だよ」





未来の旦那様(仮)は容赦ない

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