年齢制限

□うそつきらばーず
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俗に言う愛人。

というかセフレ。






ベルにとっての私なんてそんなものだった。






ただ時間があれば私の元にきてヤりたいだけヤって帰る。




そんな生活をもう何年も続けていた。









それでも今の関係を保ち続けていたのは偏に、ベルがヤってる最中、私にずっと、






「愛してる」



と言っていたから。



私はその奇妙な心地よさに心奪われていた。







嘘だとはわかっていても、せめてその瞬間だけは「愛してもらってる」と信じたかった。













でも







お互いの曖昧な態度で私たちは子を宿してしまった。





それをベルに告げた瞬間、ベルは即座に


「別れよう」
と切り出した。








わかっていたけど所詮私は抱かれる存在でしかなかった。




もうヤれない女に興味ない、と言いたげな目で私の前から去っていった。









ただ、私だけがずっと彼に恋していた。





嘘でもいいから愛してほしいと願ってしまった。






けれど、
彼はその嘘でさえも捨てた。






悪魔に恋をした私が悪いのか
少女を弄んだ貴女が悪いのか









今となっては世界に終わるを告げるしか選択肢はありません。



























あとがき。

ワールドエンド・WxYとワリキッタ・セックス聞いてたらなんか似たような話。
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