復活文
□いつだってお前がいちばん!
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今日は任務終えたあと、クロームと久しぶりのデート。
任務終えた後に女に会うんじゃねぇ!ってスクアーロは言ってたけど。
一仕事したあとの女とのデートはとてつもなく心地いい。
約束の時間は14時ちょうど。
今現在時間は14時さんじゅっぷん。
どう考えたって大遅刻。
オレは時計を見ながらも待ち合わせ場所へと歩き出す。
すると、
待ち合わせ場所にはマフラーをぐるんぐるんに巻いて、
息で手を温めてる見覚えのある女が。
「よっ、待たせて悪かったな」
「あ、ベル・・・!」
クロームは鼻を真っ赤にさせてそうオレに微笑んだ。
「どこ行く?」
オレはクロームの腕をとって、そのまま歩きだそうとしたけど
「忘れ物」
そう笑って、クロームに軽く口付ける。
「オレの唇火照ってるから、お前の冷えた唇とだったらちょうどいいんじゃね?」
オレの笑顔を見て、クロームは顔をますます真っ赤にさせながら、
その場にうずくまる。
「ぇぇっ・・・・。反則・・・だよぉ・・・・ベル・・・」
ただキスしたくなっただけなんて、本人だけには絶対言えない、なんてな!
愛あればこその行為!