俺様×地味少女
□俺様×地味少女
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「は?」
真っ先に出た言葉がこれだった。
生徒会が終わった後に、玄関付近でばったり会った先輩(学校ではかなり有名なイケメンで俺様)に、いきなり告白されたのだ。
「だから俺と付き合えって言ってんだよ。」
なんですと…?!
てかなんで私??
私たぶん校内1地味だし、自慢するところっていったら真面目なとこくらいだし、特別かわいい訳でもないし貧乳だし…!
「決定な。とにかく帰るぞ、送る。」
「へっ?」
け…決定なの……?
まぁ別にいいか。
女たらしで有名な人だもん、私みたいな女すぐに飽きるだろうし。
私は先輩の後ろにとことことついていくと、学校を後にした。
香月 沙耶、高校1年生。なにやらいろいろ起こりそうな予感です。