ライトブレザー3
□光の水晶
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そして、もう一つ思った。この城にはまだ予想も出来ない知らない秘密があるというのか、国王は幸元に教会に寄るように許可を言い渡した。
国王「シスターには私から伝えておこう。直ぐに向かいなさい」
幸元「あっ、はい!」
幸元達は国王に御辞儀をすると教会へ向かった。
幸元「緊張した〜。有り難う。幼凪ちゃん」
幼凪「私はいつもだから」
ヒート「そう言えば敬語が苦手だったな」
幸元「うん」
ラン「敬語を覚えるなんてあんた達にはまだ早いよ。まっ、アタイも苦手だけどさ」
水晶「そうでしょうか?」
幼凪「そうなのかな?」
ラン「・・・・・・」
ランは突然、何も言えなくなった。つまり『育ち』に負けたのであった。
ラン「何も聞かなかった事にしておいて・・・」
そして、幸元達は教会に到着した。
シスター「王様から事情は聞いています。こちらへ」
シスターは、幸元を水晶の保管場所まで案内した。そして、幸元は水晶と剣を手に持った。
シスター「あれから私以外誰も近付いてはいませんから安心して下さい。大切にこの部屋を守りましたから」
幸元「僕の力」
すると突然、水晶が語り出した。