ライトブレザー3

□光の水晶
3ページ/26ページ



そして、もう一つ思った。この城にはまだ予想も出来ない知らない秘密があるというのか、国王は幸元に教会に寄るように許可を言い渡した。

国王「シスターには私から伝えておこう。直ぐに向かいなさい」

幸元「あっ、はい!」

幸元達は国王に御辞儀をすると教会へ向かった。

幸元「緊張した〜。有り難う。幼凪ちゃん」

幼凪「私はいつもだから」

ヒート「そう言えば敬語が苦手だったな」

幸元「うん」

ラン「敬語を覚えるなんてあんた達にはまだ早いよ。まっ、アタイも苦手だけどさ」

水晶「そうでしょうか?」

幼凪「そうなのかな?」

ラン「・・・・・・」

ランは突然、何も言えなくなった。つまり『育ち』に負けたのであった。

ラン「何も聞かなかった事にしておいて・・・」

そして、幸元達は教会に到着した。

シスター「王様から事情は聞いています。こちらへ」

シスターは、幸元を水晶の保管場所まで案内した。そして、幸元は水晶と剣を手に持った。

シスター「あれから私以外誰も近付いてはいませんから安心して下さい。大切にこの部屋を守りましたから」

幸元「僕の力」

すると突然、水晶が語り出した。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ