封鬼委員会

□はじまり
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「なぁ、妹ちゃん、太子…」
俺は前を歩く、二人の幼なじみ達に声をかけた。静かな声音で。
「どうしたんですか?窓の外なんて見て」
茶髪の彼は聞いてきたが、何かの気配を感じたのか、山の方を見る。
「なんか…山の様子おかしくない?」
そう言うと、彼は答える。
「…暴走してる奴がいるみたいですね…」
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