観察記録
□ハイヒール2
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ハイヒールの話の検証を含む追記です。
今回はちょっと小柄な男性A君に強力願いました。身長165cm体重53kgちょっと女性にしては大きいですが・・・。
まず彼に平均的なハイヒールを履いてもらいました。
実験はいたって簡単、ハイヒールで男物の革靴を踏んでもらうだけ。
A君には足を30cmほど上げてもらい革靴の爪先を踏んでもらう。
ピンヒールでなく普通のハイヒール。
革靴の硬い爪先を完全に踏み潰しました。
ここの辺までは予想どおり。
こんどは4等分にした林檎を革靴の中に入れます。
さあA君よ踏むのだ。ざくっという嫌な音がする。
見ると革靴は完全に踏みつぶれ中の林檎はヒールの踵の形に凹んでいます。
明らかに刺さった後です。粉砕してないのがかえって怖い。
今にして思えばこの辺から実験を繰り返すたびに二人から乾いた笑いが起き始めたのは・・・。
ハイヒール12回目で革靴貫通。
どうも林檎が中にあるほうが貫通しやすいようだ。
林檎。刺さったのは7回、粉砕5回。「普通の女の人でも多分思いきり踏めば12、3回で貫通するよね」と血の気が引いたA君。
「その前にどっかの指が折れる」と私。
二人共少しの沈黙・・・。(痴漢がしたい訳ではないので別に暗くなる理由は無いのだが、気分的に。ねっ)。
さあ気を取り直して今度はピンヒール。例の如く実験。
カラの革靴1発前から貫通。もう笑うしかない。
ピンヒールは革靴の上だけでなく中の中敷まで刺さっていた。
革靴が比較的新しく適度な張りがあったのがかえって結果をのこしたと推測。
林檎を中に入れて検証。革靴は勿論林檎は串刺し。串刺しの穴を中心に裂けています。
「止めませんか?」
「う、うん」項垂れて頷くが結局もう一回することに。
林檎実験をもう一回繰り返すとまたも刺さりましたが今度はピンヒールが折れました。
妙にハイテーションで笑い出す二人。
「ついにヒールの弱点を見つけましたね」とガッツポーズをとるA君
「ピンヒールは強度に問題がありますよ」何度も頷く私。
ひとしきり笑うと暗く沈む二人。そして二人の心を駆け巡るする言葉が一つ
「違うだろう、視点がずれている」と。
あとブロックでも試してみました。
ハイヒールは当る所にもよりますが、ブロックの角なら1発で欠けます。
同じ所なら7回程度で割れます。
もうやけくそ。
ピンヒールは2回位でピンヒールの方が折れました。
結果。
革靴2足(2対)ハイヒール1足ピンヒール1足ブロック1コを使った今回の実験の結果。
前回も同じ様な事を言ったが、あえて言う。
政府は一刻も早くハイヒールおよびピンヒールの凶器認定をするべきである。
靴業界はハイヒールおよびピンヒールの購入の際に身分証明の提示を求めるべである。
* 重要。男性諸君、痴漢は止めよう。ハイヒールで足の甲が割れました。会社にそう報告できるかい?
ピンヒールが足これに刺さり病院に担ぎ込まれる。付き添いの女性が医師に言う。「彼痴漢なんです、私のヒール無事に取り出せますか?」洒落にならないね。
* 女性諸君、特に痴漢されて泣き寝入りしている人、黙って相手の足を踏んづけてやろう。貴方達が履いている物は優秀な武器です。