詩2

□輪廻
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好き、嫌い、好き、嫌い
それは確かな壁であり、
それは確かに存在する。
そんな必要もない壁をわざわざつくり、
ありもしないそれに惑わされ、狂わされる。

ふらふらと、迷い続ける
そして、いつかは隔たりの道も広い広い部屋もなくなり、
複雑に壁が聳え立つ。

途方に暮れて、立ち尽くすほかに、ない。
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