log・小ネタ
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臨也とこだわりデザート
『臨也、ケーキ買ってきたよ！』
「あぁ、ありがと。じゃあ中断して紅茶でも淹れようか。」
『美味しいと評判なんだよー。はい、臨也の分！』
「…………いちごがない。」
『え？うん。チーズケーキが一番人気のお店だからね。』
「いちごのないケーキなんて…、」
『？』
「いちごのないケーキなんて、ケーキじゃない！」
『そんなにいちご重要！？』
「いちごバカにする奴はいちごに泣くことになるからね。」
『そんな真剣な顔をするな23歳児が。』
「児じゃないよ！で、お金あげるからいちご乗ってるの買って来てよ。」
『黙れよ中二。』
「中学二年生に失礼だよ？」
『自覚あってそれは質悪いどころの騒ぎじゃないよね？』
「兎に角、いちご！」
『自分で買って来いよ！あまおうでも何でも買えるじゃん！』
「いや、ケーキの上のいちごが…。」
『なにこいつ、破滅的に面倒くさい。』
「とりあえず、ケーキ買いがてらデートでも。」
『いやいや、こっちはもう食べたいケーキここに！』
「じゃあもう一個？」
『何？太らせたいの？イジメ？』
「ちょっとぐらいふっくらしてる方が抱きしめやすいし、俺好み！」
『じゃあ別れようか今すぐに。』
「ごめんなさい！別れないで！つまりはどんなキミも好きだよって意味！」
『いちごとどっちが好き？』
「何その仕事と私みたいな質問。」
『答えろ。』
「………………キミかな。」
『死ねばいいのに臨也。』
「何で！？」
「キミだよ。」とスマートに言いましょう