ギャグ小説
□It this a stalker?ver2
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刹那はなぜか、大人な雰囲気が漂うレストランに来ていた。
いや、連れてこられていた。
誰に?
(本当に誰なんだこいつ…)
どこの誰だかもわからない、金髪の男に。
「さあ、好きなだけ食べなさい」
高級料理の写真がびっしり載っているメニューを出されて、言われるがまま目を通してみる。
(パスタが…一番安くて5000円…)
ロックオンに「これ奢ってやるよ!」なんて言われても、遠慮する額だ。
ましてや見知らぬ人に。
「あ…」
「ん?」
そうだ、なぜ俺は赤の他人に流されてこんな所に来ているんだ。