小説

□変態会議
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シェ「ここか?」

レム「ここだね〜♪」

り「ふむ…」

ガチャ…

シェ「なんだこの部屋は!!」

レム「真っ白で何もないね。」

り「あそこに紙が落ちているぞ。」

シェ「あ?あぁ…」

り「なんて書いてある?」

シェ「『まずは自己紹介をしろ』…だと。」

レム「誰からやる?」

シェ「なんで今更…」

り「名は りすくませんぱい。好きな事は新しい発見をする事だ。」

シェ「コイツ自分に『先輩』つけたぞ!!てゆーか 恥ずかしくないのか!!今更…」

レム「僕はレムレス♪好きな物は甘い物だよ♪君はキャンディーとチョコレートと僕…どれがいいのかな?」

シェ「誰に言ってるんだよ!!」

レム「いいから シェゾも早く自己紹介しちゃいなよ〜」

シェ「お…俺の名は…」

レム「聞こえな〜い」

シェ「俺の名は シェゾ・ウィギィッ…」

レム「あっはっはっはっ!!」

り「自分の名前を噛んでどうする。」

シェ「噛んでなどないッ!!黙って聞いてろッ!!」

レム「うふっ…ゴホッ…ふふふふ…」

シェ「笑い過ぎだッ!!」

レム「あっはっはっはっはっ!!」

り「いいから自己紹介を続けたまえ。」


シェ「ゴホンッ!!俺の名前は シェゾ・ウィグィィ!!好きな物は カフェ・オーレだ!!」

レム「ふふ…次は…ふ…何をすればいいの?…ふっ…」

シェ「まだ笑うかッ!!闇の剣よ…」

レム「あっ!!ごめんごめん!!もう笑わないから許して〜ッ!!」

シェ「ふんッ!!」

ピーンポーンパーンポーン…

「皆さん。自己紹介よく出来ました。それでは 今から 『変態とは何か』とことん会議して下さいね。後 その会議室に 色々人が入って来る事がありますが その方の意見も聞きましょう。それでは」ブチッ

ピーンポーンパーンポーン…

シェ「今の誰だ??」

レム「あぁ。あれはアコール先生って言ってね…」

シェ「あの腹黒教師か。噂には聞いていたが…」

レム「シェゾッ!!」

シェ「あ?」

「ポポイランスッ!!」

シェ「うわ〜〜〜〜〜ッ!!」

ドンガラガッシャン!!

り「?あんな音を出す様な物 この部屋には無いはずだが…」

レム「ははッ。シェゾ…あんまりアコール先生の悪口言わない方が良いよ。」

シェ「…って〜。おまっ、ゆーの遅過ぎ!!」

り「見事に吹っ飛んだな。」


レム「アコール先生のポポイランスは最強だからね。普通の人間が食らったら死んじゃうかも。」

シェ「俺は普通の人間じゃないのか!!」

レム・り「変態だから。」

シェ「そんなの何の関係も無いだろ!!てゆうか ポポイランスより上の呪文あったよな…」

り「それをくらうと…」

レム「死ぬね。」

シェ「わぁ〜〜〜〜〜!!」

レム「シェゾが壊れた(笑」

ヒラ…ヒラ…ヒラ…ヒラ…

り「ん?紙が落ちて来たぞ」

レム「ホントだ〜」

シェ「グスッ…一体どこから…」

レム「シェゾ!!早く拾わないと!!」

シェ「はっ!!」

サッ

レム「なんて書いてある??」

シェ「『変態にとってクリスマスとはなにか』だと。」

レム「クリスマス〜?うーん…」

り「クリスマス!それは 1年に1度、恋人たちにとって聖なる一夜であり…」

シェ「なんか…急に元気になったな…」

レム「愛について語り出すと止まらないからね(笑」

り「そして!クリスマスの夜に…」

シェ「そーいや、さっきのポポイランスどっから飛んで来た??」

レム「さぁ〜。シェゾはクリスマス何か予定ある??」

り「確認することによって愛を深め…」


シェ「そんなもん無い。」

レム「じゃあ僕ん家においでよ!!一緒にクリスマスパーティやろ!!僕お菓子沢山作って待ってるから♪」

シェ「おぅ。」

り「クリスマスによって 宇宙より広い愛が生まれ…」

レム「なんか素直…」

シェ「ははっ。そうか??」

り「だからクリスマスは…っておぉ!!これは禁断の恋愛!!ボーイズラブ!!」

シェ「はぁ!?俺はそーゆー意味でレムレスん家に行くんじゃねーよ!!食いもん…」

レム「あっはぁ!!んもう♪せんぱいったら〜。今更気付いたんですか〜!!」

り「なんと!!わたしの知らぬ間に2人は結び付いていたというのかね!!」

レム「はいッ!!そんなのとっくの昔ですよ〜♪」

シェ「ちっがぁ〜う!!俺はレムレスとそんな関係じゃ…」

り「これは美しい。写真を撮らせてくれ。」

レム「どーぞどーぞ♪ほらシェゾッ!!笑って」

シェ「やめろ…」

パシャッパシャッ

シェ「最悪だ…」

シャララーン♪

シェ「!?」

り「これは待ち受けに…」

シェ「それだけは止めてくれ〜!!てゆうか…お前、男2人並んだのを待ち受けにしようとするなんて…この変態ッ!!」

ガチャッ
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