テニスの王子様 BL小説

□星の王子様達(菊不二)
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「君が週に一回僕と遊んでくれるなら、僕はその前の日から、ドキドキしている。君と会えない日は、それまでは元気な猫を見ても、なんとも思わなかったけれど、その猫を見て君を思い出して幸せになるだろうね」
「俺も!!俺も、きっと不二と付き合って、会えない日は、青空を見る度に、不二の事を思い出しちゃうよ!!だって、今だって、サボテンを見ると不二を思い出すんだっ!!」
「!…だったら、僕達は同じだね」
「??にゃにが?」
「好きな気持ちが…」
「それって、不二も俺の事が大好きって事?!」
「うん」
やっりぃ!!と、体全体で喜ぶ菊丸を見ながら、不二は絶対に菊丸から逃げないように、離さないようにしようと強く思いました。
その時の不二は、美しい魔法にかかっているように美しく菊丸には見えました。
菊丸は、不二は本当に自分を愛しているんだと、思いました。
そして、不二の手を握りしめました。
絶対に、不二を独りぼっちにしないように。

〜The end〜
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