07/07の日記

23:10
七夕ですね。という事でリーマンゆぼです
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こんばんは!
七夕だというのに、すっかりスルーしそうな勢いでした。
キャラメのユーリはあんなにロマンチストなのに・・!


リーマンゆぼの七夕番外編を考えてみました。





「七夕にすること」


7月に大きな人事異動があり、俺の部にも新人が配属になった。
そして、明日からまた暫く研修所に戻るらしく、なんと七夕のこの日に歓迎会を行うことになったのだ。

今夜はヴォルフと埼玉の家でささやかな七夕パーティをしようと思ってたのに。
精がつくように鰻のかば焼きまで買って冷蔵庫に入れていたのに・・!

その事をヴォルフにメールすると案の定の反応だった。

『僕は別に構わないぞ。お前は精々新人に愛想を振りまいておけばいい。今日は目黒の方でいい旅夢気分をゆっくり見たかったら・・・丁度いい!』

判っている。
こんな強がり皮肉メールを送ってくるのも、本当は寂しいからなんだと。

『付き合って いくうち判る あまのじゃく』

良い具合にサラリーマン川柳も出来た。
いや、全然オチはないけどさ・・。

だけど、会社の付き合いよりも、なにより俺は大事な恋人を優先させたかったんだ。
二人が出会ってほぼ一年になる、っていうのもあったし。

取り敢えず、一次会で帰らせて貰って、早めに電話を入れようと心に誓う。
お前は楽しんで来いと物判りの良い台詞を吐きつつも、遅くなると不機嫌になるのがヴォルフなのだから。

なのに・・。
二次会のカラオケが終わったと思ったら締めのラーメンまで強引に付き合わされて・・。

気がつけば、終電ギリという状態だったのだ。
もう、重くて暗い溜息しか出てこない。

「振られたら 絶対許さん 駄粕さん」

妙なサラリーマン川柳を詠みつつ埼玉の家のあるブロックを曲がった。

すると・・。
いつもは真っ暗な俺の部屋の窓に、灯りが付いていたのだ。
まるでそれは天の川みたいに、キラキラと幸せの粒を輝かせながら。

「ヴォルフ・・!こっち来てたんだ!」

俺は、鍵を取り出すのももどかしく、ピンポンピンポンと自分の家のチャイムを鳴らした。

ドアの向こうから、声がする。

口を尖らせているのだろう。
少し不満気な響きで。

「ユーリか?一体何時だと思ってるんだ。この酔っぱらいめ」
「そんな飲んでないし、てかゴメン、早く開けて!」
「判ってる。このへなちょこが」

ああヤバい。扉があいたら、大袈裟に強く抱きしめてしまいそう。

いっぱい抱きしめて、それから思いっきり押し倒してやりたい。

別に毎日が毎日、こんな風に情熱に燃え上がっているワケじゃなくて・・。
やっぱり今日が一年に一度の特別な夜だからなんだろうな。










なーんて。突発文でした(*^_^*)読んで下さって有難うございます!!
ホントは七夕でなくても、毎夜燃え上がっているのがユヴォですv

今夜織姫と彦星は会えたみたいですね。

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