別冊(Req)

□最高の淫薬
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「ふぁっ・・?あ、あん・・」

指を使って中の液体を攪拌する。
と、気持ちいいんだろう。
ソコはちゅぷちゅぷと音を立てて喜んでいる。

「なあヴォルフ、少しは後悔した?自分の行いを反省しなきゃな」

俺は文句を言いながら、指を中で思いきって開いてみた。
自分のを入れやすくする為・・。
入れやすくする為・・。俺、男の中に入れる・・?

一瞬躊躇するも、
「ゃあん・・」
感極まったような高い声が、再度俺を別世界に連れて行く。

「も・・ユーリ。それを入れろ・・」

妖しい視線を俺の股間にヒタと当て、手を膨らみきった欲望に沿わせた。

「大丈夫か・・?まだ・・」
「・・大丈夫だ。それより、早く・・ここに!」

もう我慢が出来ないというように目を閉じて。アイツは俺のペニスを、入口に導いた。
もとより俺だって限界だ。

棹の先端をひくつく蕾に含ませる。

「・・入るぞ!」
「来・・・ああっあああ!」

根元まで収めるのに、奥歯を噛み締め続けなければならない。
それくらいに、体の相性はいい。

「ああ、すごく・・気持ちいいよ。お前のココ・・」
「ああぁっ・・入って・・くる・・!」

ヴォルフの内部が、俺をどんどん奥へと引きずり込む。
勢いのまま、俺は腰を激しく突き上げた。

「ユーっ・・う・・ああぁあ!」

股を大きく開き、雄をグサリと突き刺したまま喉を反らせる痴態は男をさらに煽る。

「っ・・けっこう狭いけどっ・・平気?」
「っ・・へなちょこ・・へい・・きだ!」

焦点の合わない碧は、もっともっとと訴える。

「わかってるよ・・えろヴォルフ!」

反射的に俺は繋がったままテーブルに上がり、両脚を肩に乗せた。
膝立ちして、最奥をぐいぐいと抉る。

「ほらほら・・!さっきより深いだろ?」
「ああっすご・・い・・っ!ぁ・・奥にっあたってるっ・・!」

激しい雨音と交接の音しか聞こえない中、俺達は夢中で下半身を擦り合った。

ヴォルフのすすり泣く声が、合間から途切れ途切れに聞こえて来る。
でももう絶対に止められない。
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