別冊(Req)

□最高の淫薬
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俺はヴォルフをテーブルに組み敷き、ブラウスを強引に引きちぎった。

「今からが本番に決まってるだろ!泣いても絶対に止めてやらないから!」

薄い胸で主張する二つの尖りは、既に真っ赤に熟している。
まるで俺に早く食べて、と言っているみたいに。

俺は早速その果実を口に含んで、舌全体でぺろぺろと味わってやる。

「・・や。ユーリ・・そんな所・・」
「・・イヤじゃないくせに、嘘つき」

それを証拠に、ヴォルラムの乳房からは俺が吸い上げる度に甘い蜜が出てくるようだった。
そりゃもう、中毒になりそうな甘さだ。

「気持ちいいんだろう?そんなに大きな声出してさ」
「や・・!あ・・んっ」
声だけじゃなく、体も嬉しそうに反応してるじゃないか。

逸らせた背中に、腹の中心。体の全部が。

俺はわざとちゅうっと音を立てて乳房を吸い、もう片方は指で摘む。
爪先はぷるんと揺れる乳房を弾いた。

「ひぁっ・・ユ・・リっ・・」
「もっと、下の方もさわって欲しいくせに」

意地悪く言いながら、ヴォルフのベルトを緩め、ズボンと下着を引っ張る。
アイツも協力するかのように腰を揺らしたので、すごく脱がせ易かった。
ついでに俺も、中途半端にひっかかってたズボンを脱ぎ捨てる。

「・・馬鹿ユーリ。何を考えている・・」
「すげえエロい格好だなって。破けたブラウスに、下は裸・・」
「変な・・ぁっ!」

それから、俺はさっきのお返しとばかりにヴォルフラム自身に喰らいついた。
小さめのペニスにそって唇をいやらしく這わせる。

「ん・・ユーリ・・お前も上手い・・ぞ」

ため息混じりの艶っぽい声。
ヴォルフラムは俺の髪に手を入れ、愛おしそうに撫ぜた。

「はぁ・・もう出そうだ・・っ」

俺の口で感じてくれてるのが嬉しくて。
返事の変わりに頬の内側を使って、じゅぽじゅぽ力いっぱい吸い上げた。

「っ!ユーリ!!ユー・・」
無我夢中で俺の名前を叫んで達したヴォルフ。
射精の勢いで体を痙攣させている。

(次はこっちの方・・!)

「いやっ・・・!」

嫌がり藻掻く足を持ち上げて。胸の辺りで膝を折り曲げると、秘めた場所が顕になる。

ヒクヒクと貪欲に俺を欲しがってる場所。

俺はそこに、口に含んでいたヴォルフの精液を流し込んだ。
にゅっと舌先を突き入れて、慎重に零さないよう移していく。

「んぁ・・熱い」
「自分で出したものだよ。ちゃんと元に戻してあげないとな」
出た場所とは違うところだけど。
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