novel
□僕の好きな人
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昔の夢を見た…
まだ骸が敵だった頃の
悲しかった…?
僕の頬には涙が…
ああ、
骸を傷つけたから?
わからない
まぁ…良いか
今は
骸が僕の傍にいるんだから
何て考えてると
「恭弥くーん♪朝ご飯できましたよ!」
「今行く」
骸が朝ご飯作ってくれたんだ
いつもは僕が起こしても起きない骸が…
ちょっと可笑しな話だよね
なんで僕…
僕の好きな人が傍にいるのに
夢で何て泣いてたんだろ
いずれ…また…敵同士になっても
今は幸せだから
それでいいのに。
end