novel
□ひとりぼっちはイヤ
1ページ/2ページ
それはいつもと変わらぬ朝のこと…
いつも通り
並中を愛シてやまない雲雀は、家を出ようとドアを開けようとすると
「雲雀くん…。行っちゃヤです」
突然骸に後ろから抱きつかれた
「ちょっと…骸?僕もう学校行くんだから放して?」
骸に対し、優しく説得する雲雀
だが
「…イヤです」
拒否された
「骸は良い子だから、ね?放して?」
「…ひとりぼっちはヤです」
「骸…わかった、今日は家で骸と一緒に過ごすよ」
「本当ですか?」
「うん、後で草壁にでも電話しとくよ」
「はいっ」
「…それにしても、何でひとりぼっちはヤなの?今日に限って…」
「今日の占いで、僕…最下位だったんです…」
「それがどうかしたの?」
「ひとりになると、大事なモノをなくしちゃうって…だから…」
「(な、何この可愛い生き物!//)」
end