novel


□ひとりぼっちはイヤ
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それはいつもと変わらぬ朝のこと…



いつも通り
並中を愛シてやまない雲雀は、家を出ようとドアを開けようとすると


「雲雀くん…。行っちゃヤです」


突然骸に後ろから抱きつかれた


「ちょっと…骸?僕もう学校行くんだから放して?」

骸に対し、優しく説得する雲雀


だが


「…イヤです」


拒否された


「骸は良い子だから、ね?放して?」


「…ひとりぼっちはヤです」


「骸…わかった、今日は家で骸と一緒に過ごすよ」


「本当ですか?」


「うん、後で草壁にでも電話しとくよ」


「はいっ」


「…それにしても、何でひとりぼっちはヤなの?今日に限って…」


「今日の占いで、僕…最下位だったんです…」


「それがどうかしたの?」


「ひとりになると、大事なモノをなくしちゃうって…だから…」



「(な、何この可愛い生き物!//)」



end
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