奇妙な怖い話
□白装束の女性
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夜中のあぜ道で牛の刻参りをしている白装束の女性に会ってしまい、追いかけられました
私は必死に逃げたのですが彼女は髪を振り乱して追いかけてきます
なんとか公衆便所に逃げ込み、個室で鍵をかけ閉じ込まりました
いくら怖くてもあいては女性ですし扉をこじ開けられないと思ったのです
しばらく個室にすわって震えていましたが特に何もなく夜が明けました
安心して扉を開けようとしたのですがなにかが引っかかっているみたいで途中までしか開かないんです
少しだけ開いた扉から外を覗いてみたら、
扉の前であの白装束の女性が首をつって死んでいました
扉は彼女の体に当たって開かなかったんです