06/05の日記

22:59
『思い出と想いと』
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ネタ投下より。
内容より、下の裏設定の方が盛り沢山になってしまた気がする。



13で出会い、15の時に想いを重ね、別離した。
17で真実を知り、遠い場所へと離れてしまった。
そして、22歳――

最後に会ってから5年、その時よりも大人びた貴女は誰よりも気高くて、でも初めて出会った時と変わらない笑顔で私を迎えてくれました。

「まさか、たった5年で国を立て直すなんて……」
「ソフィア陛下の御助力やこの国の人々の力です。私一人じゃ何も出来ませんでしたよ」

白いシーツにくるまりながらはにかむフィリス。
幼さを残すその笑顔を知っているのも、それを向けられるのも私だけ。

「…本当は寂しかったんです」
「え?」
「たった一人でこの国に来て、友もなく貴女もいない。部屋で一人きりになると、いつもリーシェ様を思い出してました」

俯き、自分を抱き締めるように肩を抱く彼女は、今は国王ではなく一人の人間。
僅かに、震えるその身体を抱き締める。

「これからはずっと一緒です。もう二度と、貴女を手放したりしません」
「リーシェ様…」

手放さざるを得なかったのは、私たちがまだ子供だったから。
離れててしまったのは、私に力がなかったから。

小さく聞こえた返事に腕の力を少しだけ強めた。

「あ、これからは私のことはリーシェと呼んでくださいね」
「え?そんな…」
「今は貴女の方が立場は上ですよ?私もフィリス陛下と呼びましょうか?」
「…っ分かりました!…リーシェ」
「はい、フィリス」



立場が変わってもお互いに敬語だったら萌える。
呼び方だけ変わりつつ、気持ちは変わらない二人。
ソフィア陛下はリーシェさんのお母様で国王。

フィリスさんは傾きかけた別の国の王族の血筋で、他の王族がいないために王になる。
国を立て直したあと、リーシェさんが嫁入り。(ソフィア陛下の政策。フィリスさんがソフィア陛下の国にいた時にあった恩とか色々)
現在、新婚初夜&今までで報告とか。
ちなみに、フィリスさんは天然誘い受け、リーシェさんは気が気じゃないだろうなー、と。

あとはソフィア陛下の初恋に相手はフィリスさんのお母さん(リゼアさん)とか、リーシェさんは4人姉妹の三番目とか、魔導師のクリスレットさんとか、なんか色々裏設定有り。
ソフィア様とリゼアさんは悲恋ですね…●●

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