AMEZIST-NOVEL

□〜voice〜
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これはいつもの事。


いうまでもなくキラは、容姿端麗、美声を兼ねそろえた、今話題の声優だ。



彼がキャストで出演した作品は、全てと言って良いほど、人気が出る




「キラ君、君・・・俳優にもなれるぞ?きっと!」



「あはは、そんな事ありませんよ。」



キラが笑えば、スタジオの空気も和む



そして、その場にいる女性声優達はキラにくぎづけ。




そんな事とは知らず、キラは何かを思いだし、ばっと立ち上がる




「監督!今日はこれで失礼させてもらっていいですか?」


「ん?あぁ!いいとも。そうか、確か今日はラクスちゃんにでも会いに行くのかな?」



監督がからかうように言ってくる。

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