AMEZIST-NOVEL

□大自然の素敵な彼
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「ミリアリアさん、待って下さいなぁっ」

「遅いわよ〜ラクス!」

2人は今標高2050mにあるホテル目指して道の整った坂道を登っている

ミリアリアは写真を撮るのに夢中でどんどん先に進んでいってしまう

「わぁ〜、これすごくいいわっ!ラクス、あたしちょっと先行ってるわよ?」

「分かりましたわ。私すこし休んでから参りますね?」

坂道を登っているので暑さで弱ってしまっているラクスは近くにあった大きな岩に腰掛けた

「早く来なさいよ〜?」

「はい」

ミリアリアは元気よく坂道を登って行った

「ミリアリアさん元気ですわ…」

ラクスは暑さのあまり少々ばててしまい、岩の上に寝転がった



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