譫言

□自分さえも欺ければいい
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「自分さえも欺ければいい」



隣人は敵か?
いや、そうとも限らない。


隣人を愛せるか?
答えは、“ NO ”


愛せるのは、多分「君」だけ。

 君がその位置で、心安まるのなら僕はそれ以上を何も望まない。

“本当は隣に来てほしい”
そんな欲望は黙ってる。

“君がほしい”
そんなことは言わない。
言ってはいけない。
心に秘めた渇望。

君が愛おしいのは、錯覚。
ないない。
有り得ない。

そう自分を騙すのさ。
 思い込みは苛烈に生きましょう。




 

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