譫言
□快楽を求めて
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「快楽を求めて」
噎啼いて、
人は正常を売り渡す。
守るべき者も守れず、
僕は屍となった。
睨んで睨んで。
一瞬の油断は、命取り。
一部の狂いもなく敷き詰めた悪意で、君を打ち砕いてあげるよ。
この実体のない身体で。
成す術も無く叫んで?
僕の破壊衝動を増幅させて?
僕の耳には甘やかに届く悲痛な叫びをもっと聞かせて、僕を悦楽に浸らせてよ。
†
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