プレイ記

□イベント
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 ――改めましてこんにちは。
   考察するにあたり、歴代の作品についても語らせていただきます。
   そして前回とは打って変わり、今回は真っ当な考察をいたします。
 
 やっと真面目になってくれたか。
 
 ――私はいつでも大真面目だよ。
 
 …………
 今回はゼルダが話してくれた真実から可能となった考察を語りたいのだが、大丈夫なのか?
 
 ――OKだよ。
   とりあえず、今までの独り言でも疑問に思った事と照らし合わせてみるね。
   まずはギラヒムの主について。
 
 終焉の者、そして封印されしものだというのが分かった訳だな。
 
 ――そして封印されしものとしての姿は、本来の姿ではない事も分かったね。ゼルダは「人の形を奪われた」って説明していたし。
 
 次。終焉の者が欲したトライフォースがある場所は、時の扉に閉ざされた場所ではなくスカイロフトにある事も判明した。
 
 ――そして時の扉は時間を超えるための装置だった。
 
 次。女神ハイリアはゼルダとして生まれ変わっていた。
 
 ――女神ハイリアが「時の彼方」という言葉を使ったのは、そういう意味だったのが分かったね。
   そしてデモムービーで感じたあの相違点も、これで説明が可能なのかも。
   生き残った人間を守り大地を浮かせたのは、女神ハイリア。
   生き残る人間を選出して大地を水没させたのは、神。
   最初は終焉の者とガノンドロフの違いだと感じた訳だけど、実は別の存在が行ったから別の方法になったっていうだけかも。
 
 ガノンドロフか。本来はここでいうべき事じゃないが、ある考察が立てられているのだが。
 
 ――何?
 
 ガノンドロフは同一人物として「ゼルダの伝説」の歴史が形作られている訳だよな。
 だからガノンドロフが別の存在であった場合、それは別次元で起きた物事だと言われている訳だ。
 
 ――何が言いたいのさ。
 
 “トワイライトプリンセス”をクリアした時から考えていただろう。この後に“風のタクト”があるとしたら、色々と不自然だと。
 その中で最もな部分は、トライフォースが更に別れる事なく三人に宿っていた所だ。
 当初は伝説として受け継がれなかったからだと思っていた訳だが、実は時間軸が分岐していた。それ故に矛盾を感じていたんだ。
 
 ――なんか嫌だね。
 
 何でだ。
 
 ――いやまあ、なんとなく。
 
 これだから……
 そういえば、この情報を手に入れた時にも信じようとはしなかったな。
 だが時間軸は少なくとも2本を超えて存在していると考えられている。歴代の作品がどう別次元となっているかまでは調べようとしてはいないが。
 ここでこの事を出したのは、終わりに近い場面では微妙な雰囲気でプレイ記が進むかもしれないと考えたからだ。
 しかし読んで下さった方にとって、これはありがた迷惑だったのだろうか。
 
 ――でも私だって、別次元説には納得が出来てしまうんだよね。実際問題そっちが正しい訳だしさ、私の世界観よりもそちらの方が万人に受け入れられるんだもん。
 
 万人って、こちら側とあちら側のどっちを言ってるんだ?
 
 ――どっちでも良いじゃん。なんなら両方でも良いよ。
 そりゃ私としては、どちらでも無い(個人個人の世界観)という意味で捉えてくれた方が嬉しいけど?
 
 独り言なのに、なんで訳のわからない会話になるんだ。
 
 ――独り言を文章で表すと、慣れていないとこうなっちゃうものだよ。
 
 ……そうか。
 
 ――それにしても、トライフォースは希望として存在するんだよね。じゃあ魔物は何として存在するのかな。
 
 魔物とは、人間が乗り越えるべき試練だと思うぞ。
 そして人間が助けを求めた時、女神ハイリアは手助けをした。
 
 ――むぅ……しっくり来てるのかが分からないんだけど。
   でも女神ハイリアは信じられると思うから、別に良いや。
   もう話す事も尽きたし、まとめよっか。
 
 そうだな。
 もしもここの文章を読んで下さった方がいらっしゃるならば、お目汚しをしてしまい大変申し訳ありませんでした。
 
 ――お付き合いくださり、ありがとうございます。
 
   それでは
 
 
 
 
 
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