記念詩

□黒猫と黒色
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僕は今日も1匹で歩く
僕は今日も1匹で生きる

動物は1匹じゃ生きられないんだって
動物は助け合いながら生きていくんだって
そんな事しなくても生きていける
僕は1匹でも生きられる

何にも屈しない黒
何にも混ざらない黒
強く生きるために黒にしてくれたんだよね

僕は黒猫 嫌われても生きていく
僕は黒猫 1匹でも強く生きていく

生き抜く力がある者だけが与えられる
暗闇を纏う黒色
全てを覆う漆黒の黒色

ねぇ神様…
僕を黒猫に生んでくれてありがとう
そっと涙を流して呟く黒猫がいた


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2006.10.16

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