記念詩

□黒猫と月
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満ちた月が欠けていく
鋭く華麗な月
暗い森を照らしだす
夜に溶け込む輝く月

好奇心を駆り立てるその月は
人々を森に連れ出して
脚が折れるまで踊らせる

狂ったように廻り
愉しそうに叫ぶ
お互いに罵り合い
醜く殺めあう
そんな異様な光景を
遠くから見る猫

太陽の光が差し込んだ森に
赤い海ができたことを
誰も知らない
きっと知らない
あの猫以外に誰もしらない


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2006.5.9
実は随分前(2月頃)友人R様にこのページの
バナーを作っていただいてました。
私の時間の関係と、機械オンチな為にパソに取り込んでおりません(汗)
本当にごめんなさいR様…;

バックの色は黒で、文字は白です。
それから、三日月の絵が右側に載ってます。

とても可愛らしぃ仕上がりになっています^^
…是非みな様にもお見せしたかった…貼れたら貼ります!

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