記念詩

□黒猫と白猫
1ページ/1ページ

城の窓から鳴いていた
白い猫が鳴いていた
黒い猫に向かって鳴いていた
何を伝えたかったのかは分からなかった
だって 生きてる世界が違うんだ

白猫はお城で  黒猫は道端
白猫は星のようで  黒猫は闇のよう
白猫は綺麗で  黒猫は汚い

誰かが そぅ言った
誰もが そぅ言った
誰もが そぅ納得した
白と黒が触れ合えば
どちらの魅力も欠如する

白い猫と黒い猫が会った
豪華な城の庭だった
スノードロップが一面に咲いていた
黒猫は驚き 白猫も驚いた

だって世界が輝いて見えたから…

だって二匹とも愛の言葉を伝えていたから…


______________________
2006.2.21
200hit記念に作りました。
せっかくなので黒猫繋がりです。
スノードロップの花言葉は「希望」だそぅです。
住む世界が違っても、容姿が全く逆でも、想いは通じ合うものなんだと思います。
これからも黒猫ネタ書きたいですねぇ。
頑張ります(笑)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ