新詩

□山手線
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丸い輪を描く山手線
乗って降りれば改札手前に馴染みあるパン屋
窓から見える線路に色とりどりの電車
眺めながら語った昔の話

貴方と話せてよかったよ
あの時貴方がいてくれてよかったよ
貴方以外じゃきっと こんな想いにはならない

これから先も思い出すでしょうね
貴方と話した昔の話
貴方に話せたから私は歩き出せたのよ…


丸い輪を描く山手線
乗って降りれば静まることない学生の街
目の前にあるのはファーストフード店
泣きながら話した嫌な事

貴方に話せてよかったよ
あの時貴方がいてくれてよかったよ
貴方以外じゃきっと こんな気持ちなんてならない

これから先も思い出すでしょうね
貴方と話した過去の話
貴方に話せたから私は今も歩いているのよ…


どうか忘れないで 忘れないで
私といた事を忘れないで

私はそれが怖いだけ 怖いだけ
記憶から消さないでほしい

あの道も あの坂も あの喫茶店も
貴方といた事が私の存在証明になる
あの笑顔も あの涙も あの感情も
貴方といたから思い出に変わる

丸い輪を描く山手線
乗って降りれば思い出ばかりが溢れてた



________________________
2007.3.11
私の学校は山手線沿いにありました。
ちなみに、詩に書いてる駅の事は実在します。2駅書いてます。
どちらから降りても学校へは行けます。丁度、間くらぃにあるんですょねー。
大好きな子ができた学校でした。
初めて「学校に行きたい」と思えるよぅな学校でした。(まぁ、友達がいるから…ってのが大きい理由ですが)
でも、春休みとか連休後に「早く学校行って、友達に会いたい」なんて思った事ナィから
最初は自分でもビックリです。人間て変わるもんだなぁー…と感心してしまぃました。苦笑
そんな想いがある場所だから、大好きな子に忘れてほしくなぃ。
私がそこに居た存在証明は、大好きな子達が私の事を覚えててくれればいぃのだから。
貴方達に忘れられてしまう程悲しい事はなぃのです。

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