新詩
□さよなら
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さよなら さよなら
手を振って明日も会えることを約束する
左手のシルバーリングのように
輝く夕日を背に向けて
二人の影を映して
約束する
さよなら さよなら
もう会えなくなるなら手は振りたくない
だけど君は笑って
いつものように笑って
私に向かって手を振った
もう私と会う気なんてないの知ってる
さよなら さよなら
本当は手を振りたくなかったよ
約束のない帰り道
手を振るあなた
シルバーリングは指をすり抜け落ちて
輝いていたのは2人の影を作り出す
夕日だけだったから…
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2006.11.23
久しぶりの恋愛っポイ詩ですね。
別に失恋した訳じゃぁござぃません;
ですが、寂しいなぁー…と言う気持ちから作ってみました。
ちなみに、この寂しい気持ちは「君との距離」にもリンクしています(苦笑)
もぅ会えない「さよなら」なんて寂しいですよね…。