詩
□永遠
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夜は永いもの
時の流れが違うのでしょう
人が静まり返る
星の廻りを観ることもなく
耳をすませば川の音
目を凝らせば月明かりに咲く花
私が夜に期待したことは
綺麗な星じゃなくて
美しい月でもない
たった1つのことでした
夜は永いもの
それでも必ず朝がくるのね
人が眠りに就く
風の動きを感じることもなく…
闇に消えた人々は
声も姿もなくなったの
私がよるに期待したことは
このままの夜であれ
夜が永遠になれば良い
たった1つのことでした
いつしか明るくなって
光が人々を照らし出し
この世に永遠などない事を知った
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2005.8.10
なんで朝がやってくるのでしょうか…。
私は夜が好きです。静かですし、自由ですし。
でもそんなの現実逃避ですね。
段々と空が明るくなってくのを見て現実に戻ります。