紡詩
□少女ヲ護リシ悪魔
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独りでもがけば
何時か仄暗い水面下に
沈むでしょう
気持ちを打ち明ければ
足元から熱を帯びて
燃え尽きるでしょう
決して口には出せない
ただ脳裏に焼き付いた
言葉を胸中で繰り返す
目の前の少女を睨む
醜き悪魔の呟き
《嗚呼…
君ヲ此ノ腕デ
抱キシメタイ》
この気持ち悪い感情に
名前を付けられるなら…
命を絶やしても構わない…
瞬いた刹那
少女の唇から紡がれる歌
その輝く旋律は
悪魔の心を蝕む
その煌めく言葉は
苛む焔を鎮めてゆく
そして…語られる物語
《少女ヲ護リシ悪魔》
時代を廻る中で
代わらない感情とは一体…
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2008.5.9
イメージはサンホラより。
『石畳の紅い悪魔』の曲ですね。
意識して作ったので、分かる人には
「ん…?これってもしかして?」と思う方もいるかも。
・恋心に苦しむ悪魔
・《刹那》と言う文字
・昔も今も人を想う気持ちは一緒
…と、言う事が描きたかったんです。
友人宅で、石畳の曲を使った00のニコ動を見せてもらって
印象的だったので作りました(笑)