紡詩
□魂の眠る場所
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躯から出た魂は
何処に流れるのだろうか
何時か時と共に流転して空の器に還るのか
眠れる躯と共に柩の奥深くに埋もれるのだろうか
ただ ゆらり ゆらりと
躯から流れ出て
ただ すーっと退いていく波のよう
繋がる螺旋
幾つもの感情
果てなき暗闇
終わらない恐怖
何時までも終わらない
何処までも終わらせない
それは
終わるはずの死から紡がれる始まり
それは
終わらせるための始まり
さぁ…
心休まる安息の地を
見つけておいでなさい…
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2008.3.9
死→終わり。生→始まり。
と、言うイメージが強いけど
死んでから始まる事もあるかもしれなぃ…。
例えば、躯から流れ出た魂の旅とか。
死んでからも休めない恐怖。
何時までも終われる焦燥感。
そんな事を考えてみました。
因みにこの詩は、サンホラで漫画にしました。